どんな素材があるの?

まず基本となるのが、木材系の素材です。木は、種類によって木目の味わいや風合いが大きく異なってきます。そのため、素材次第で高級な印鑑に仕上げることも可能となってくるのです。また、一口に木といっても、一般的な茶色ばかりではありません。明るい色味や赤い風合い、また黒のシックなタイプまでさまざまです。代表的なものとしては、柘や樺、楓、黒檀、白檀などが多くもちいられています。

水牛次に、動物系です。代表的なのが水牛の角を使ったタイプです。動物系ならではの、しっかりしていながらどこかしっとりとした、暖かみある質感が何とも上質です。また同じ水牛でも、黒水牛やオランダ水牛、また黒系白系など、種類が多岐に分かれます。

また最高級品としては、象牙も忘れてはなりません。ワシントン条約によって輸出入禁止となっている希少素材ですが、日本国内では条約制定以前のものが公的な管理のもと販売可能となっています。絶妙なアイボリーカラーと重厚な風合いは、ハイクラスの証といった印象でしょう。

その他、琥珀やパワーストーンといった、動植物以外を使ったものもあります。上記よりさらに幅広い表現が可能となるため、好みに合った1点をこだわって探すことができるでしょう。

印鑑は素材で選ぶ

100均一印鑑を選ぶ際、みなさんはどのような部分を重視するでしょうか。基本的に、捺印さえできればそれで問題ないので、印字面さえしっかりしていればそれで問題ありません。そして印鑑としての機能だけを考えるのであれば、それこそ100円均一でも手軽に手に入れられてしまいます。こだわろうがこだわらなかろうが、印鑑は手軽に購入できるのです。

ですが、本当にこだわる人は、印鑑として機能するかどうか以外にも注目します。たとえば、印字面に書かれる文字です。書体はどのタイプか、機械製か手彫りかなど、わずかな違いに気を配るのです。一見するだけでは見分けがつかないほどの些細な違いかもしれませんが、その違いこそが味わいや奥深みを演出します。

そしてもう一点、忘れてはならないのが、素材です。バリエーションの多さやこだわり甲斐を考えれば、むしろこちらに重視する人の方が多いでしょう。印鑑としての機能を考えるだけなら、プラスチックや安価な木材でも問題ありません。ですが高級、上質な素材を使用すれば、さらなる使い心地を追求することも可能です。

とはいえ、初心者がいきなり印鑑の素材にこだわろうと思っても、そう簡単に理想の1点は選べないはずです。多種多様に種類が存在するだけに、選び方のコツを押さえておくことが欠かせません。素材の種類や人気素材、そして素材にこだわることでどのようなメリットがあるかなどを特集しました。上質な印鑑に興味があるなら、ぜひご一読ください。